NEW 009

090
Various Artists
Various Artists

Marginalia: Hommage to Shimizu

published in 1981

5作家による版画 (リトグラフ、エッチング、シルクスクリーン) 5点組、オリジナルケース

Case: 60.0 × 49.2 × 2.3 cm

ED.100

各作品にサイン、エディションナンバー

ESTIMATE : 
$19,400 - $26,400
CONDITION

良好。
[1, 3, 4] 各作品の右下にサイン、左下にエディションナンバー。
[2] 右下にサイン、左下にタイトル、エディションナンバー。
イメージ部分に波打ちあり。
余白部分に薄い小さなシミあり。
[5] 右下にサイン、制作年、左下にタイトル、エディションナンバー。

DESCRIPTION

《オマージュ 志水楠男》1981刊
[1] サム・フランシス《Untitled》1979
リトグラフ|I. 50.2 × 39.5 cm S. 56.0 × 46.0 cm|サイン、エディションナンバー
[2] クリスト《Pink Store Front (Project)》1980
リトグラフ、コラージュ|S. 57.0 × 45.7 cm|サイン、制作年、エディションナンバー
[3] ジャスパー・ジョーンズ《Cicada》1979
シルクスクリーン|I. 44.8 × 34.2 cm S. 55.8 × 46.0 cm|サイン、制作年、エディションナンバー
[4] ジャン・ティンゲリー《Untitled》1981
リトグラフ|I. 20.8 × 29.7 cm S. 45.3 × 55.5 cm|サイン、エディションナンバー
[5] クレス・オルデンバーグ《鋲》1981
エッチング、アクアチント、ソフトグランド|I. 33.3 × 25.0 cm S. 55.7 × 45.2 cm|サイン、エディションナンバー
版元: Marginalia刊行会 (東京)

志水楠男 (1926-1979) は、南画廊のオーナーとして、東京画廊とともに日本の美術界を牽引してきた画商の一人であった。1948年から数奇屋橋画廊に務めたていたが、1950年に山本孝と共に東京画廊の立ち上げに参画。その後、1956年に独立し、東京・日本橋に自身のギャラリー「南画廊」を開いた。
こけら落としは、駒井哲郎による銅版画展。その後も、今井俊満、オノサト・トシノブ、難波田龍起、工藤哲巳、山口長男、山口勝弘、宇佐美圭司らの個展を開催。海外作家も積極的に招致し、サム・フランシス、ジャスパー・ジョーンズ、クリスト、ジャン・ティンゲリーら欧米作家の作品を日本に輸入した。

そんな志水は、1979年に惜しくも急逝した。本作品《Marginalia: Hommage to Shimizu》は、戦後日本の美術界に大きな功績を残した一画商を偲び、志水と親交の厚かったフランシスの一声によって実現した志水へのオマージュとなる作品集である。ジャスパー・ジョーンズ、ジャン・ティンゲリー、クレス・オルデンバーグ、クリストといった、南画廊とも縁の深いアーティストがそれぞれ新作の版画を制作、5枚組のポートフォリオを発表した。

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