- CONDITION
-
非常に良好。問題なし。
- CERTIFICATE
-
アーティスト発行ブロックチェーン証明書
- DESCRIPTION
-
躍進し続ける造形作家の池内啓人(1990年生まれ)は、幼少期からガンダムやゾイドといったアニメ文化に強い影響を受け、高校卒業後は、多摩美術大学へと進学する。同時期から、本格的に模型制作へと専念し、卒業制作で発表したプラモデルを組み合わせたハイブリットのジオラマ作品《プラモデルによる空想具現化》(2013)では、高い評価を呼び、「文化庁メディア芸術祭」で優秀賞を受賞。その後も、国内外のギャラリーで作品を展示、またアートの分野だけに留まらず、バレンシアガ(BALENCIAGA)、ランボルギー二といったブランドともコラボレーションを発表するなど、今最も躍進し続けている若手作家の一人である。
本作品《#1912》は、2020年に制作されたミックスメディアの作品である。池内の作品における、最も大きな特徴として、機能性が挙げられる。最近の作品では、身の回りにある素材、VRマスク、ヘッドフォンといったガジェットを改造することによって、そこに池内の創造的解釈によって、新たな装飾的要素が感覚的に加えられていく。現代の文脈で私たちの生活を支えているこれらガジェット達は、池内のサンプリングによって、それ自体が近未来へのノスタルジックな感覚を内包すると同時に、防御を意味するマスクの機能性は、技術が発展し続ける現代に生きる我々の警戒心や不安感をも示唆している。
- EXHIBITED
-
「IKEUCHI HIROTO EXHIBITION」 2022年1月8日- 30日、SAI (東京)
YOU MAY ALSO LIKE

Fantasy Figure Gallery: Sexy Robot 001 in Pink Bathing Suit
ESTIMATE:¥150,000 - ¥250,000