非常に良好。問題なし。

Gelerie Perrotin作品証明書

「架空の考古学」をコンセプトに作品を制作することで知られるダニエル・アーシャム (1980 - ) は、2015年に様々な地質材料から成る25個の実物大ライカカメラで構成された展覧会「A Special Project for Leica」をライカ ・ギャラリー ・ロサンゼルスで開催。アーシャムは、この展覧会のために最も歴史的なカメラモデルを収容するライカのアーカイブへのアクセスを許可され、1930年代のライカ III、CL、Digilux 2、M3、M8 などを示す作品を発表した。

本作品《Volcanic Ash Eroded Leica CL Camera 》(2015) は、発表された25種類の作品の1つであり、火山灰、砕けたガラス、ハイドロストーンで構築されている。カメラには物理的な腐食損傷があり、歴史的なライカカメラを過去の遺物として再考している。未来の考古学上の発掘とも言えるアーシャムの作品は、私たちの文化の美しい痕跡を再発見させる。

NANZUKA (東京)

「A Special Project for Leica」2015年2月7日 - 28日、Leica Gallery (ロサンゼルス)