NEW002

006
Jonas WOOD,1977 -
ジョナス・ウッド

M.G. Orchid

2009

色鉛筆、紙

76.2 × 57.15 cm

裏にサイン、タイトル、制作年

額装

ESTIMATE :
$84,600 - $115,400
CONDITION

良好。
四隅と上部に小さなピンホール状の穴が複数あるが、制作時についたオリジナルのものと思われる。
裏の右下にサイン、制作年、左下にタイトル。

DESCRIPTION

ロサンゼルスを拠点とするジョナス・ウッド (1977 - ) は、世界中のコレクターから今最も注目されているアーティストの1人である。
植物、インテリア、窓からの風景といった日常の中にあるモチーフを用いた静物画や風景画を描き、大胆な色彩とユニークな構図でペインティングの可能性を広げ続けている。彼自身が自らの作風に影響を与えたアーティストにアンリ・マティスやデイヴィッド・ホックニーを挙げるように、フォーヴィズムやキュビズムの流れを汲んだカラフルで掴みどころのない構図の作風が特徴である。彼の作品に見られるチグハグとも見える複雑な構図は、制作のためのレファレンスに撮りためた写真、ドローイング、身近にあるオブジェクトなどのコラージュを用いることが要因の一つかもしれない。
2010年に開催されたハマー美術館での個展に際して行われたインタビューの中では、花と花瓶を描いた作品にバケーション中のスケッチと、陶芸彫刻作家でありパートナーのシオ・クサカの作品を用いたと語っている。ウッドとクサカは共同制作を度々おこなっており、クサカのセラミック作品が頻繁にウッドのペインティングに登場することから、本作品で描かれている花瓶もクサカの作品である可能性が高い。また、本作品のモチーフである胡蝶蘭はエキゾチックで鮮やかな花をつけることから観賞用として品種改良が盛んな植物である。とりわけ青い蘭は珍しく、近年天然の品種が開発されるまでは染色されたものが主流であった。モチーフ、バランス、色彩、どれをとっても見事で紙を支持体としながらもウッドの最も典型的な要素の充実した作品と言える。

PROVENANCE

個人蔵、日本

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