NEW 010

008
OKAZAKI Kenjiro,1955 -
岡崎 乾二郎

血と乳に濡れた

2018

アクリル、キャンヴァス、オリジナルフレーム

18.2 × 16.6 × 3.1 cm

裏にサイン、制作年

額装

ESTIMATE : 
$6,500 - $9,700
CONDITION

良好。
裏にサイン、制作年。
表面の右下には、スレのように薄く小さな線があり。

DESCRIPTION

造形作家であり批評家でもある岡崎乾二郎(1955年生まれ )は、現在東京都現代美術館で大規模個展を開催中など、日本を代表する現代美術家の一人である。1981年に村松画廊で開催した初個展「たてもののきもち」で、ポリエチレン素材を用いて着色を施した初期の代表作《あかさかみつけ》シリーズで注目を浴びた。彫刻や絵画に限定せず、メディアアート、建築、環境計画、ロボット開発や教育まで横断的に芸術活動を展開してきた。パリ・ビエンナーレといった国際展にも参加し、国内外で個展を開催するなど、その功績に対する国際的な評価が高まっている。

岡崎は、2005年頃より0号サイズの絵画に物語を示唆するかのような題名をつけた〈ゼロサムネール〉シリーズを制作している。本シリーズは、岡崎の最多規模の絵画シリーズであり、パレットナイフで塗られたかのような色とりどりの絵の具たちが、画面上で屈託に蠢く作風が特徴的である。作家が語るように“小さな画面のそれぞれは(1枚1枚の絵画が、本来備えていなければならない)その絵画にしか表されていない固有性=キャラクターの手がかりが含まれている。タイトルは、その手がかりを読み解くためのもう一つの手がかりとも言える。画面とタイトルという2つの手がかりのセットは、絵画や物語が生み出されるところの、特定の場所を想起=再生させる(作家にとっては)いわば最小限の絵画の素である。”

EXHIBITED

「This Must Be the Place(きっとここが帰る場所)=鄙ぶり -岡﨑乾二郎新作とベネッセアートサイト直島-」 2019年2月2日-2025年10月6日、ベネッセハウスミュージアム (香川)

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